「どうも海老蔵です」桑田佳祐 道頓堀でサプライズ船上ライブ
「どうも海老蔵です」桑田佳祐 道頓堀でサプライズ船上ライブ
午後7時40分ごろ、ナンパの名所で「ひっかけ橋」の呼び名でも知られる「戎橋」のたもとに、突如登場した怪しい船。やぐらを組み、ちょうちんをぶら下 げたお祭り仕様の船上に、17日発売の新曲「ハダカDE音頭~祭りだ!!Naked」が流れ、女性ダンサーが踊る。その後、MCの紹介で船内に隠れていた 浴衣姿の桑田が姿を現した。
「どうも海老蔵です。生まれ故郷の大阪に帰ってまいりました~」と第一声。両岸のビルの上層階にある飲食店の客も、突如響いた桑田節に気付き、窓から身を乗り出して熱い視線を送った。
大阪のラジオ局「FM802」からのオファーで実現。本番約30分前にラジオで告知されると、みるみるうちに人が集まり、道頓堀の両岸に約200メートルの人垣ができた。
「大阪の曲を作ったんです」と1曲目に披露したのは、2月発売のアルバムに収録した通天閣や道頓堀が歌詞に登場する「OSAKA LADY BLUES」。続いて代表曲「希望の轍」をギターの弾き語りで歌い約6000人を沸かせた。
昨年8月2日の食道がんの手術から復活後初の大阪入り。この日の出演を決めたのは、来月10、11日に被災地の宮城県で行うライブに向け、「西日本から元気をもらって仙台に行きたい」との思いから。「激動の2011年、みんなで乗り切りましょう!」と締めた。
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